7月23日、Shuffleはオープンソースのセキュリティオートメーションプラットフォーム「Shuffle Automation」を公開した。Shuffleは、セキュリティ専門家によって設計されたオープンソースのオートメーションプラットフォームであり、複雑なセキュリティオペレーションを簡素化することを目的としている。このプラットフォームは、マネージドセキュリティサービスプロバイダー(MSSP)や他のサービスプロバイダーと統合するように設計されている。

主な特徴
- 機能豊富なワークフローエディター。
 - OpenAPIを使用したアプリ作成機能。
 - セキュリティツール用の事前作成済みアプリ。
 - 組織およびサブ組織の管理機能。
 - ハイブリッドリソース共有(shuffler.ioとオプションで連携)。
 
Shuffleは、ローカル、ホスティング、クラウド、またはハイブリッドのいずれの形態でも使用できる。また、以下の機能を備えている。
- Webhook: 外部ソースからShuffleへのリアルタイムデータ伝送を可能にする。
 - スケジュール: 指定された時間にワークフローを開始する機能。
 - サブフロー: 現在のワークフロー内で追加のワークフローを実行する。
 - ユーザー入力: ユーザーの決定に基づいてアクションをトリガーまたは進行させる。
 
将来の計画とダウンロード
ShuffleのCTOであるJay Gohilは、Help Net Securityに対し、今後の計画として以下のものに取り組んでいると述べた。
- Kubernetesインフラストラクチャのサポート
 - アプリ間の統合フレームワーク
 - KMS(キー管理システム)との互換性
 - スキーマレスおよびAI駆動のワークフロー構築+サポート(ShuffleGPT、現在ベータ版)
 
Shuffle Automationは、GitHubで無料でダウンロードできる。
詳細は[Shuffle Automation: Open-source security automation platformを参照していただきたい。