【結論】TypeScriptの型定義はtypeよりinterfaceを使うべき理由
ARANK

はじめにTypeScriptでコンポーネントのPropsやオブジェクトの型を定義するとき、typeとinterfaceのどちらを使うべきか、一度は悩んだことがあるのではないでしょうか。巷では「どちらでも良い」「チームで統一されていればOK」といった意見もよく見かけます。しかし、私は 明確な理由をもって「基本的にはinterfaceを使うべき」 だと主張します。この記事では私の実体験で遭遇したReactのPropsの深刻なパフォーマンス問題を例に交えながら、なぜinterfaceが優れているのか、そしてtypeはどのような場面で使うべきなのかを解説します。type aliasを使いたくなる魅力と、その裏に潜む罠まず、なぜ多くの開発者がtypeを選びがちなのでしょうか。それは、開発体験の良さにあります。typeで定義した型は、VSCodeなどのエディタでホバーすると、最終的に解決された具体的な型情報がインラインで表示されます。例として、ReactのPropsを定義してみましょう。interfaceの場合は名前しか表示されませんでした。宣言した内容が表示されました。このように、typeの場合、合成された型であっても、最終的な構造が一目でわかります。私もこの「分かりやすさ」を理由に、業務では常にtype…

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