lspmuxでrust-analyzer(あるいは任意のLSPサーバ)の起動を高速化する
DRANK
!はじめにrust-analyzerはRustのLSPサーバですが、大規模なプロジェクトの場合、起動にかなり時間がかかることがあります。例えば現在主に作業している は20万行ほどのRustコードと600程度の依存関係からなりますが、ビルドキャッシュが存在する状態でもエディタの起動からインデックス作成完了まで15秒程度かかります。エディタを立ち上げっぱなしにしておく運用であればあまり問題にならないと思われますが、頻繁にエディタの起動と終了を繰り返すスタイルだと15秒の待ち時間は結構気になります。これを解決するツールとして lspmux というものを見つけたのでご紹介します。lspmuxlspmux はLSPのためのマルチプレクサで、ワークスペース毎に1つ立ち上げたLSPサーバを複数のエディタから共有することができます。一旦立ち上がったLSPサーバはエディタ終了後も動いたままになるので、次にエディタを起動したときにもその立ち上がったままのLSPサーバに接続されます。そのためエディタ起動時のインデックス作成などの処理が走ることなく、起動した瞬間からLSPサーバの全機能を使用可能になります。元々はrust-analyzerのためのツールということで ra-multiplex という名前で…
1 comments
へーこんなのあるんだ。便利そうだし使ってみようかな。記事の本旨とは関係ないけど、Codebergにコードがあって流れを感じた😲
lspmuxでrust-analyzer(あるいは任意のLSPサーバ)の起動を高速化する|dalance zenn.dev/dalance/articl… #zenn