The Value Lies in the Thinking Process – blog / bookslope
DRANK
いま、面白いことが起きている。AI によって、人間が辿ってきた思考過程が見えなくなりつつあるということだ。思考過程にこそ価値がある2011年に書いた著書『IAシンキング』には、こんなことを書いている。情報設計において重要なのは、最終的な構造そのものではなく、そこに至るまでの思考のプロセスである。結果より過程に価値がある。正解は一つではない。価値は導き方にある。良し悪しを決めるのは思考である。プロセスこそが学習であり、成果は副産物。How over What(どう考えたかが何を得たかより重要)当時のボクは、この「思考プロセス」を共有することに、かなりヤッケになっていた。なぜか。できるだけ再現性を高めることで、無形で曖昧になりがちなウェブサイトという存在を、ある一定水準の「モノ」に昇華できると考えていたからだ。言わずもがな、その背景には、ウェブサイトというモノの品質が一向に向上しないという苛立ちがあった。何かしらの基準を設け、その基準に沿って構築すれば、一定の品質を担保できるはずだと信じていた。見た目の基準はもちろんだが、それ以上に重要なのは思考過程の標準化だと考えた。思考プロセスが共有できれば、誰でも一定水…