技術調査 - Codex /goal
DRANK
■概要Codex CLI 0.128.0(2026-04-30 リリース)は、永続化された /goal ワークフロー(Persisted /goal workflows)を新機能として導入しました。AI コーディングエージェントが作業途中で中断した場合でも、作業の意図(objective)と進捗をセッションをまたいで保持し、後から再開できる仕組みです。/goal は OSS コミュニティで普及していた Ralph loop(while :; do cat PROMPT.md codex; done)パターンを Codex に内製化したものに位置付きます。Ralph loop は外部 verifier と目的ファイルを組み合わせてモデルを反復実行するパターンで、テスト通過・チェックリスト消化など検証基準が明確なタスクで有効性が実証されてきました。/goal はその仕組みを TUI に統合し、pause / resume / clear の対話的操作と token budget による安全弁を追加しました。従来の Codex CLI は、プロンプトを受け取ってターンを消化するたびにコンテキストをリセットする単発プロンプトモデルが基本でした。長時間かかるタスク(テストが通るまでの反復修正、PRD チェックリストの消化など)を任せようとしても、ターンが終わるたびに「何を達成しようとしているか」の情報が揮発し…