ちょっとしたアイデアをAIで長文記事にして公開するのをやめろ
ARANK

「AIで記事を書いた」こと自体を問題にしたいわけではない。問題は、ちょっとした思いつき、数行で済む観察、まだ検証していない仮説を、生成AIで数千字の“記事っぽいもの”に膨らませ、そのまま公開する態度にある。本質的に言いたいことは少ない。たとえば「この設計は保守しづらい」「このサービスの料金体系は不透明だ」「この映画のこの場面が気になった」。それ自体はよい。短いメモとして価値がある場合もある。しかし、そこにAIで「背景」「歴史」「メリット・デメリット」「今後の展望」「まとめ」を機械的に足していくと、重要な一文の周囲に、自明な説明、関係の薄い一般論、薄い比喩、誰にも届かない結論が堆積する。これは単なる冗長さではない。情報空間の汚染である。AI slopとは何かこの種の低品質なAI生成物は、英語圏ではしばしば AI slop、または単に slop と呼ばれる。Merriam-Websterは2025年のWord of the Yearに「slop」を選び、「通常AIによって大量に作られる低品質なデジタルコンテンツ」という趣旨で定義している。American Dialect Societyも2025年のWord of the Yearとして「slop」を選んだ。(Merriam-Webster)この語が広く使われるようにな…

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